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【3/18開催】「文化遺産防災国際シンポジウム -文化遺産を大災害からどう守るか:ブルーシールドの可能性 Ⅱ-」を開催します(2017.03.14) |
文化遺産国際協力コンソーシアムは、独立行政法人国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進本部、ICOM日本委員会、日本ICOMOS国内委員会と共催で、以下のシンポジウムを開催します。
●名 称
「文化遺産防災国際シンポジウム-文化遺産を大災害からどう守るか:ブルーシールドの可能性 Ⅱ-」
●趣 旨
ユネスコの1954年ハーグ条約及びその第1・第2議定書については、日本は2007年に全てこれを批准し、国内関連法整備として同年に「武力紛争の際の文化財の保護に関する法律」を制定しましたが、まだ実際の運用には至っていません。政府は、ユネスコでの同条約締結国会議に参加し、またビューロー会合にも参加して、所定の報告等を行っています。しかし、第2議定書の規定による同会議諮問専門家国際NGO(ICOM,ICOMOS, ICA, IFLA等)からなるICBS(国際ブルーシールド国際委員会)に対応しての、ブルーシールド(BS)国内委員会の設立は、まだできていません。世界的にはBS国内委員会の設立は欧米先進国で増加しつつあり、日本もその設立が国際的には期待される状況となっています。
今回の国際シンポジウムは、2015年度シンポジウムで英・米・豪等の専門家を招聘したのに引き続き、西欧・中米・太平洋地域から専門家を招聘して、その活動に学び、日本のBS国内委員会の設立検討等に資することを目的としています。
どうぞ、多くの皆様がご参加いただき、この国際的な防災の枠組みづくりの課題について、ご一緒に考えていただけますよう、ご案内申し上げます。
●日 時
2017年3月18日(土) 13:00~17:00(開場 12:30~)
●会 場
東京文化財研究所 地階セミナー室
東京都台東区上野公園13-43
●アクセス
http://www.tobunken.go.jp/japanese/gaiyo/map.html
JR鴬谷駅 南口より徒歩7分
JR上野駅 公園口より徒歩13分
●言 語
同時通訳付き
●申 込
事前申込不要
●参加費
無料
●定 員
100名(先着)
●主な内容
12:30 開場
13:00~13:10
開会挨拶
〈第1部 報告〉
13:10~13:40
報告1 高橋 暁(ユネスコ太平洋事務局企画専門官)
13:40~13:55
報告2 益田 兼房(独立行政法人国立文化財機構文化財防災ネットワーク推進室客員研究員)
13:55~14:25
報告3 アンドレア・キースカンプ(オランダ・BS国内委員会理事)
14:25~14:55
報告4 サミュエル・アルチェ(グアテマラ・ブルーシールド委員ICOM-DRMC)
14:55~15:10
報告5 栗原 祐司(独立行政法人国立文化財機構本部事務局長)
15:10~15:20
休憩
〈第2部 パネルディスカッション〉
15:20~15:25
コーディネーター挨拶
15:25~15:45
パネリスト報告
藤岡 麻理子(横浜市立大学特任助教)
15:45~16:50
パネルディスカッション
16:50~16:55
閉会挨拶
●主 催:独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進本部
●共 催:文化遺産国際協力コンソーシアム、ICOM(国際博物館会議)日本委員会、日本ICOMOS(国際記念物遺跡会議)国内委員会
●問合先:独立行政法人国立文化財機構 文化財防災ネットワーク推進室
TEL: 03-3822-1111(代表)
e-mail: bosai@tnm.jp