カンボディアの碑文に関するまとまった書物は現在のところ存在していないが、こうした書物は碑銘学を学ぶ学生にとって必須であるのみならず、他の関連学問分野の研究者が正確に碑文を解釈するために有用である。また専門外の識者にとっても貴重な資料となる。こうした背景から本プロジェクトは、アンコールにおける碑文集を作成することを目的としている。
この碑文集では、プノンペン大学のロング・シアム教授、上智大学外国語学部長の石澤良昭教授及びパリ高等学術研究所研究部長のクロード・ジャック教授が共同で制作する。序章では、クメールの古文書学及びサンスクリット韻律学の概要を説明し、三部構成の本文では、1)クメールの歴史、2)宗教、3)社会をテーマに、それらに関連する碑文の全文または一部分を紹介する。サンスクリット語およびクメール語の20以上の文章が注釈も付して翻訳され、本文中に引用される全ての碑文テキストの彫版複写が巻末で紹介される。
アンコール遺跡 アンコール碑文研究
- 事業名称
- アンコール遺跡 アンコール碑文研究
- 実施地域・国
- カンボジア
- 対象とする文化遺産の名称
- アンコール
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 考古遺物・美術品・歴史資料
- 事業実施機関
- ユネスコ
- 期間
- 1997年 ~ 2007年
- 協力の種類・事業区分
- 学術調査・研究
- 資金源
- UNESCO 日本信託基金
活動内容
プロジェクト参照URL