植民都市空間の起源・変容・転成・保全に関する調査研究

事業名称
植民都市空間の起源・変容・転成・保全に関する調査研究
実施地域・国
複数国/地域横断
地域
複数地域・国などにまたがるもの / 特定の遺産によらないもの・遺産位置の特定ができないもの
文化遺産の分類
都市・町並み
事業実施機関
京都大学大学院工学研究科
期間
1999年 ~ 2001年
協力の種類・事業区分
学術調査・研究
資金源
科研費

活動内容

オランダ植民都市の系譜については、16世紀末以降の植民地化の歴史、特にオランダ東インド会社(VOC 1602-1799)および西インド会社(WIC 1621-1791)の歴史的展開について、その全容を把握する必要がある。まず基本的な文献をもとに、要塞、商館の置かれた場所を含めてオランダ植民都市のリストの作成を行った。確認できたのは157カ所である。続いて、それぞれの植民都市について、ハーグの国立公文書館、アムステルダムの熱帯博物館、ライデン大学熱帯民族文化研究所等で文献資料の収集を行った。特に地図資料については網羅的に収集を試みリストを作成した。
平行して、都市計画技術をめぐって特にオランダ植民都市のモデルを提供したと考えられるシモン・ステヴィン(1548-1620)の仕事の全容についてまとめることができた。また、オランダ植民地において都市計画に携わった技術者群像について把握することができた。
以上の作業を背景としながら具体的な都市についてフィールド調査を実施した。特に重点を置いたのは、ゴール、コチン、ケープタウン、ウイレムシュタッド、マラッカである。他にインドネシアのスラバヤ、ジャカルタについては継続的に調査を行い、パラマリボ(スリナム)、レシフェについても簡単な調査を試みた。結果としてオランダ植民都市の計画理念およびその類型を明らかにすることができた。また、それぞれの都市におけるその変容の課程を特に都市住宅のあり方に即して明らかにすることができた。

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