1. 研究目的達成のためアンコール遺跡の特に仏教遺跡についてアセスメントの一環としてインベントリー作成作業を行っている。本年度はタ・ソム遺跡、バンテアイ・サムレ遺跡について実施、終了し、これまでのタ・プローム遺跡、バンテアイ・スレイ遺跡データとの比較検討・整理をおこなった。
2. 一方で、昨年度に続き工法、石材の加工技術及び構造など技術の総合的解明のためアンコール・ワット遺跡・西参道に関するアセスメントを行っている。本年度は参道全体の配置、平面、立面、断面各図の最終図面を終了した。青焼き図面集を作成し、同時に参道の一部の解体調査を行い、内部も含めた技術及び地質学的な解明を行った(1999年3月終了)。
3. 遺跡表面の仕上げ材砂岩の劣化防止に関して3種類の撥水材を用いて、その効果と材への影響について継続試験を行ってきた。3年間の結果については概要報告は終了したが、さらに時間をかけて回答を出したい。
4. 遺跡周辺の集落(スラスラン村を中心として)の生活、生産、住居に関する最終調査を行った。
カンボジア・アンコール仏教遺跡の総合学術調査
- 事業名称
- カンボジア・アンコール仏教遺跡の総合学術調査
- 実施地域・国
- カンボジア
- 対象とする文化遺産の名称
- アンコール遺跡
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 日本大学
- 期間
- 1996年 ~ 1998年
- 協力の種類・事業区分
- 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費