バイヨン寺院のレリーフの劣化は、亜熱帯地域独特の年間を通じた高温多湿の過酷な環境にあって劣化が進行している。本研究では、劣化現象を解明し、バイヨンに特化した保存材料の開発をめざした。劣化要因のひとつは、回廊浮き彫りの背後にある基壇内部からしみ出す雨水であることを突き止め、その工学的対策を図ると共に、浮き彫りを構成する砂岩に対して珪酸エステルを基盤にした強化剤等の開発を行った。
アンコール遺跡・バイヨン寺院浮き彫りの保存方法の研究
- 事業名称
- アンコール遺跡・バイヨン寺院浮き彫りの保存方法の研究
- 実施地域・国
- カンボジア
- 対象とする文化遺産の名称
- バイヨン寺院
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 歴史的建造物
- 事業実施機関
- 国士舘大学
- 期間
- 2007年 ~ 2010年
- 協力の種類・事業区分
- 保存修復、 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費