GISを用いた古代クメール都市発展史の復原的研究

事業名称
GISを用いた古代クメール都市発展史の復原的研究
実施地域・国
カンボジア
地域
アジア
事業実施機関
東京文化財研究所
期間
2012年 ~ 2016年
協力の種類・事業区分
学術調査・研究
資金源
科研費

活動内容

【目的】
本研究は、紀元1世紀頃から15世紀にかけて、インド及び中国文明の影響を受けながらも、独自の発展を遂げた古代クメールの都市・都城史を通史的・広域的視座より再考察するために、リモートセンシング及びGISを用いて、歴代王朝が築いた都市・都城の立地条件や自然環境に関するデータを総合的に考察し、その発展史を復原的に研究することを目的としている。
 とりわけ、踏査がいまだ困難である遠隔地域や、周辺諸国との紛争地帯にもなり得る国境線近傍に関しては、衛星画像や数値標高モデル(DEM)といったリモートセンシングのデータ利用が、一つの有効な研究手段となり得る。本研究では、往時のクメール帝国の最大版図を対象とし、現在のカンボジアのみならず、タイ、ベトナム、ラオス、マレーシアを含むマクロな視点から、古代都市の環境の変遷と帝国興亡に関する復原考察を試みる。

【成果】
 平成24年度は、国内で入手可能な有料無料の地図、衛星画像(ALOS)、DEMデータ(SRTM)を収集するとともに、ArcGISのソフトを購入し、研究環境の整備を図った。並びに、現地調査としてアンコール及びプレア・ヴィヒア寺院を訪れ、遺跡の現状を調査したほか、同地で遺跡管理を行うカンボジア政府アプサラ機構及びプレア・ヴィヒア機構のスタッフとも意見交換を行い、GISの整備状況、利活用に関する情報を得た。

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