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コンソーシアムからのお知らせ

第30回研究会(ウェビナー)「文化遺産×市民参画=マルチアクターによる国際協力の可能性」を開催します

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文化遺産国際協力コンソーシアム
第30回研究会「文化遺産×市民参画=マルチアクターによる国際協力の可能性」 

趣旨:

 文化遺産国際協力コンソーシアムが開催する研究会では、文化遺産分野における国際協力の成果を共有するとともに、こうした協力活動における望ましいあり方についても検討してきました。
 近年の文化遺産保護においては、文化多様性や価値観の違いに対する理解に基づいて、異なる立場の関係者が互いに協力しあうことが、成功に導く要件としてますます認識されるようになっています。他方、それらのステークホルダーが調和的に協働できる枠組みをいかに構築しうるかが、文化遺産保護の体制を持続する観点からも大きな課題となりつつあります。
 第30回目となる今回の研究会では、歴史遺産を活かした数あるまちづくりのなかでも、地域住民の主体的な参画がとりわけ不可欠な事例に焦点を当てることとしました。日本国内で蓄積された市民参加の経験や官民協働のノウハウが活かされたヨルダンでの事例と、民間レベルの主体的かつ継続的な国際交流が多面的な活動実践へと展開を続ける台湾での事例についてそれぞれの当事者に紹介いただくとともに、文化遺産国際協力活動における多様なアクターの取り込みによって期待される、今後の新たな可能性について考える機会とします。

第30回研究会ポスター

プログラム:

14:00-14:10 開会挨拶 
岡田保良(文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長)

14:10-14:50 「国際協力によるエコミュージアム概念に基づく観光開発―ヨルダン国サルト市を事例として―」 
村上佳代(文化庁 地域文化創生本部 文化財調査官)

14:50-15:30 「歴史遺産保存における連携―学び合いの旅―」 
丘如華(台湾歴史資源経理学会 事務局長)

15:30-16:25 パネルディスカッション
モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所 上席主任調査研究員)
パネリスト:西村幸夫(國學院大學 教授)、村上佳代、丘如華

16:25-16:30 閉会挨拶 
友田正彦(文化遺産国際協力コンソーシアム 事務局長)

主催:文化遺産国際協力コンソーシアム

日時:2022年2月11日(金・祝) 14:00~16:30 (一般参加者は13:50より接続)

開催方式:オンライン(Zoom ウェビナー)

言語:日本語

参加費:無料(要事前登録)

申込方法:フォームよりご登録ください。
※受付完了後、ご登録のメールアドレス宛に確認メールを送信します。その後、2月7日(月)までに、ウェビナーのURLが記載されたメールが届きます。
2月7日(月)までにウェビナーのURLが通知されない場合は、お手数ですがコンソーシアム事務局(consortium@tobunken.go.jp)までご連絡ください。

申込締切:2022年2月4日(金)

ご視聴にあたってのご注意:
※Zoomへの接続や、機器・ソフトウェアの使用に関するお問い合わせには対応できかねますので、初めてZoomを利用される方は、事前にご自身で接続テストを行っていただくことをお勧めいたします。
※Zoomウェビナーでは、聴衆側のカメラ・マイクはオフに設定させていただきます。

お問合せ先:
文化遺産国際協力コンソーシアム事務局
独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 所内
Tel: 03-3823-4841
Fax: 03-3823-4027
E-mail: consortium@tobunken.go.jp

 

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