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シンポジウム「文化遺産の国際協力と人材育成」を開催しました。

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2008年2月18日(月)にシンポジウム「文化遺産の国際協力と人材育成」を開催しました。

 

様々な状況下において危機にさらされている文化遺産の保存に関しては、遺産に対する緊急的な保護対策に目がむけられがちです。

しかし、長期的展望にたって考えると、遺産の保存管理を担う協力相手国の人的資源の向上が、持続的な文化遺産保存に通じる重要な一歩です。

シンポジウムでは、アジア地域において様々な人材育成の試みを実施しているUNESCO北京事務所から文化プログラム専門家であるベアトレス・カルドゥム女史をむかえ、アジア・アカデミーという新たなネットワーク構築とそれを活用した人材育成プログラムをご紹介いただきました。

 

また、事例報告では、西村康氏(ACCU奈良事務所所長)から、近年日本ではなく海外の現場で研修事業を実施するようになったACCUによる文化遺産保存に関する研修プロジェクトの背景や課題などをお話いただきました。

青木繁夫氏(サイバー大学教授)からは、過去に東京文化財研究所によって実施されてきた様々な研修事業のご経験から日本による人材育成事業の課題を掲示いただき、益田兼房氏(立命館大学教授)には、大学の立場から、文化遺産国際協力分野における人材育成に大学が果たす役割についてご発表いただきました。

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