地中透過性をもつことからエジプトの砂漠領域の遺跡探査で有効性が実証されている衛星搭載合成開口レーダ(SAR)の観測データを砂漠以外の地域に応用した結果、ALOS/PALSARとLandsat7号/ETM+の画像特徴量から特定したナイルデルタの遺跡の有望地点においてヘレニズム時代のテル状遺跡の発見に成功した。さらに、同技術を世界各地の様々な遺跡に応用するために中国関中平原に分布する遺跡群を対象にグランド・トゥルースと衛星SARの有効性評価を行った結果、古代エジプトと古代中国の遺跡分布や立地環境に多くの共通点が見出され、そのうち秦~唐代の大型墳丘墓はL-bandのSARで識別可能であった。
衛星SARを用いた多地域対応型遺跡探査技術に関する研究
- 事業名称
- 衛星SARを用いた多地域対応型遺跡探査技術に関する研究
- 実施地域・国
- 複数国/地域横断
- 地域
- 複数地域・国などにまたがる協力
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 東海大学情報技術センター
- 期間
- 2005年 ~ 2007年
- 協力の種類・事業区分
- 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費