サッカラ・ギザ地域の脆弱な地下地盤のなかで放置されてきた古代壁画を修復する技術を、日本の表打ちの技術を組み込みながら壁画をはぎ取り、強化し、壁面に再取り付けを行い、さらに剥落した壁画片を復元するまでのプロセスを原理的に完成させることができた。劣化の原因である地下地盤についても、基本的な情報を入手し、差し迫った落盤の危険はないと考えている。また、漆喰と顔料の化学分析も進めて、古代技術を修復技術に応用することが可能となっている。
エジプトのサッカラ・ギザ地域の地下埋葬室壁画の修復技術の研究-イドゥートのマスタバをテスト・ケースとして-
- 事業名称
- エジプトのサッカラ・ギザ地域の地下埋葬室壁画の修復技術の研究-イドゥートのマスタバをテスト・ケースとして-
- 実施地域・国
- エジプト
- 対象とする文化遺産の名称
- サッカラ遺跡
- 地域
- 中東
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 関西大学
- 期間
- 2005年 ~ 2008年
- 協力の種類・事業区分
- 保存修復、 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費