本研究では、エジプトのサッカラ遺跡にあるイドゥート王女の地下壁画の修復と壁画片の復元技術の開発を行い、その成果を他の壁画の修復技術の開発に応用することで、サッカラ地域の各遺跡で適応し得る壁画保存技術を確立する。サッカラ地域は軟弱な地層を含んでおり、地下埋葬室の石膏モルタルに描かれた壁画は一様に劣化が進行している。エジプト当局は、崩落した母岩を石灰と混ぜるなどの施策などを講じているが、数年で崩落する場合も多い。関西大学は、2003年から国際的な共同研究チームを組織し、剥ぎ取り法による壁画の修復を進めてきたが、壁面に戻すことのできない壁画片も数多く存在するため新たな技術を確立させるものである。
エジプトのサッカラ地域の地下壁画の修復技術 ‐イドゥートとメミを対象にして‐
- 事業名称
- エジプトのサッカラ地域の地下壁画の修復技術 ‐イドゥートとメミを対象にして‐
- 実施地域・国
- エジプト
- 対象とする文化遺産の名称
- サッカラ遺跡
- 地域
- 中東
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 関西大学
- 期間
- 2021年 ~ 2026年
- 協力の種類・事業区分
- 保存修復、 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費