南東スラウェシ、ブトン地方の古文書のカタログ出版

事業名称
ブトン地方における古文書のカタログ編纂
実施地域・国
インドネシア
地域
アジア
文化遺産の分類
考古遺物・美術品・歴史資料
事業実施機関
ヌサンタラ地方文書委員会
期間
1998年 ~ 2000年
協力の種類・事業区分
資金提供、 保存修復、 学術調査・研究
資金源
民間財団

活動内容

[1998]
本プロジェクトはインドネシアの各地方に存在するマレー文書をデータベース化し、カタログを作成し、マイクロフィルム化をすることによって保存することを目的とするものである。特にここでは、主にブトン地方の古文書を対象とする。カタログの編纂については古文書の形態、材質、保存状態等のほかに、内容の要約や既存のカタログへの掲載の有無などの情報も盛り込む予定である。具体的には17世紀から20世紀にわたる文学、法律、建築、歴史、宗教に関する、ジャカルタの考古学研究所、ブトンの王立公文書館、個人所蔵の古文書を扱う予定である。

[2000]
 ブトン地方はスラウェシ島よりさらに南東部に位置し、14世紀はじめに王国が成立したと推定されている。そして、16世紀に本地域の政治社会にイスラム教が浸透したことを契機として、アラビア語、ウォリオ語、マレー語などによって多くの文書が作成された。本プロジェクトでは、ジャカルタの国立公文書館、ブトンの王立公文書館、個人によって所蔵されている、17世紀から20世紀にわたる文学、法律、建築、歴史、宗教に関する古文書を対象としたカタログを編纂することを目的としている。98年度のトヨタ財団の助成によって、古文書の形態、材質、保存状態などに関する現地調査のほかに、内容の要約や既存のカタログへの掲載の有無などについての文献調査を実施した。本年度はこれらの調査によって作成したカタログをオボール財団から出版する予定をしている。
 本プロジェクトリーダーであるイクラム女史の所属団体の地方文書委員会(MANASSA)はインドネシアの各地方に存在するマレー文書をデータベース化し、カタログを作成し、マイクロフィルム化をすることによって保存する活動を実施している。経験のある本チームによってブトン地方の古文書のカタログがはじめて出版されることは価値のあることである。

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