カブール国立博物館は、1919年に設立され、ギリシャ、ローマ、ペルシャ、中国、インド、スキタイの文化の影響を受けた多くの遺物を収蔵、展示する世界でも有数の博物館であったが、内戦中の破壊、タリバーン時代の略奪により、閉館を余儀なくされた。紛争後、国際社会の支援により建物の全面改修が行われ、2004年10月に博物館は完成したものの、展示ケースは保有しておらず、展示ケースの整備が急務となっている。しかしながら、同国の厳しい財政状況のため、その購入は困難な状況にある。
このような状況の下、アフガニスタン政府は、カブール国立博物館が展示ケースを購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して一般文化無償資金協力を要請してきたものである。
カブール国立博物館展示機材整備計画
- 事業名称
- カブール国立博物館展示機材整備計画
- 実施地域・国
- アフガニスタン
- 対象とする文化遺産の名称
- カブール国立博物館
- 地域
- 中東
- 文化遺産の分類
- その他(博物館)
- 事業実施機関
- 東京藝術大学
- 期間
- 2005年11月 ~ 2005年11月
- 協力の種類・事業区分
- 機材供与
- 資金源
- 一般文化無償資金協力
活動内容
地図
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