小アジアからインドにかけての途上に位置しているボイスン地域は、古代文化の名残や、ゾロアスター教や仏教などの数々な宗教の痕跡を保存しています。イスラム教が過去数世紀に亘ってこの地域の主な宗教となっている一方、季節行事や家族行事に関連した多くの古代儀式が、歌、舞踊、音楽及び伝統スポーツやゲームとともに今も祝われています。結婚、葬儀や、病気治療のためのシャーマン的な儀礼も今日まだ存続しています。消滅の危機にさらされながらも、数々の伝統的手工芸も今だに営まれています。
このプロジェクトの下で実施される行動計画は、視聴覚手段を用いた記録の作成、民俗音楽学の方法論や実践などを用いた現地調査のために、伝統文化の保持者、教師や生徒に対して徹底した訓練を行うことや、ボイスン地域の芸能、大衆文化や手工芸の電子的な全国一覧表を作成し、管理することなどを含みます。
2004年に行われた現地調査では、文章資料、音声やビデオ記録、写真などが蒐集され、DVDと音声CDなどの電子一覧表も出版されました。このプロジェクトを基礎に構想される基本計画には、ボイスン地域を文化自然公園として保護するための法的文書の準備、若い実演家への教育訓練事業や、ボイスンの手工芸と民間伝承に関する地図や挿絵入りの論文の出版による無形遺産の伝承が含まれます。
ボイスン地域の文化的空間 ユネスコ無形文化遺産保護日本信託基金事業
- 事業名称
- ボイスン地域の文化的空間 ユネスコ無形文化遺産保護日本信託基金事業
- 実施地域・国
- ウズベキスタン
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 無形遺産
- 事業実施機関
- ユネスコ
- 期間
- 2003年05月 ~ 2006年06月
- 協力の種類・事業区分
- 意識啓発・普及活動、 人材育成、 保存修復
- 資金源
- UNESCO 日本信託基金
活動内容
プロジェクト参照URL