人類の技術的、文化的進歩の必然的帰結といったイメージが付与されてきた国家の形成プロセスについて、理論の整理と考古学的証拠から、そこでの画期の実態が、生態との平衡を保った持続的社会から、拡大再生産を希求せざるをえない不安定な社会への移行であることを指摘した。ひいては国家は人の社会と生態との関係が不安定にならざるを得ないからこそ生じた集団化のしくみであることを仮説として提示した。さらに、実証研究を推進させ得るフィールドの確保にむけ、イラン・イスラム共和国での交渉・事前調査を実施し、現地での遺跡踏査を実施した結果、適う対象を選定することができた。
人類史における国家形成プロセスの解明にむけた理論と実践の基盤構築
- 事業名称
- 人類史における国家形成プロセスの解明にむけた理論と実践の基盤構築
- 実施地域・国
- イラン・イスラム共和国
- 地域
- 中東
- 事業実施機関
- 東北大学
- 期間
- 2014年 ~ 2016年
- 協力の種類・事業区分
- 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費