マドゥラ人はインドネシアで三番目に人口の多い民族であるが、大半のマドゥラ人は、祖先の世界観が記されている文化的アイデンティティの理解に資するような、民話や歴史的な説話を知らない。知られている数少ないマドゥラ民話の大部分は、マドゥラ語ではなくインドネシア語で出版されている。
本研究は、マドゥラ人の豊かな文化遺産を、彼らの言語で読み聞きできるよう、話し手をビデオに撮影するとともに、マドゥラ語、インドネシア語、英語に散在した同一の物語を撮影したビデオも含めてDVDにまとめることである。また、3言語で書かれたマドゥラ人の物語をテーマ毎にまとめた本を出版する。さらに、本研究から得られる全資料の電子アーカイブを構築し、インターネットを通じて自由にアクセス可能なものとする。これらの成果により、マドゥラ人個々人や家族が自身の文化を振り返り、現代インドネシアの中でアイデンティティを維持し、学校では文化と言語の両方を教えることができるようになる。これらの資料は、民話や民間伝承についての更なる発見や取り組みへの良い刺激となるであろう。
インドネシア、マドゥラ人の民間伝承に関するDVDと印刷物の制作
- 事業名称
- インドネシア、マドゥラ人の民間伝承に関するDVDと印刷物の制作
- 実施地域・国
- インドネシア
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 無形遺産
- 事業実施機関
- アイオワ大学言語学部
- 期間
- 2009年 ~ 2009年
- 協力の種類・事業区分
- 資金提供、 学術調査・研究
- 資金源
- 民間財団