クティヤタムは、2千年以上にも亘りインドで存続している最も古いサンスクリット古典劇です。この独特な芸術形式は、古代サンスクリット劇の最後の要素を示すもので、もしもクティヤタムがなければ古代サンスクリット劇は今日まで存続することはできなかったことでしょう。クティヤタムは独特な演劇上の習慣と演技法、極めて様式化された顔の表情、さらには特殊な感情の表現の形式などの特徴を持ち合わせています。
この伝統を後世に継承する責任を負った6つの機関は、新しい生徒のための訓練事業を立ち上げました。俳優の手引書や公演の視聴覚記録を保存するため、記録保存館が設立されました。この劇の名人についての一連の記録映画も作成されました。人々の劇場へのアクセスを改善し、公演回数を増やし、また講習会や国際フェスティバルの開催などを通じて、幅広い人々の間で意識を向上させます。
このプロジェクトのこれまでで最も重要な成果として、クティヤタムの再活性化に向けた共通課題に取り組むため、また伝統継承者として最後に残った3家族のうちの1家族のある個人によってこれまで内密に保持されてきたノウハウを共有するために、歴史上初めて演者たちが一同に会したことが挙げられます。
クッティヤタム・サンスクリット劇 ユネスコ無形文化遺産保護日本信託基金事業
- 事業名称
- クッティヤタム・サンスクリット劇 ユネスコ無形文化遺産保護日本信託基金事業
- 実施地域・国
- インド
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 無形遺産
- 事業実施機関
- ユネスコ
- 期間
- 2004年01月 ~ 2007年02月
- 協力の種類・事業区分
- 意識啓発・普及活動、 人材育成、 施設整備
- 資金源
- UNESCO 日本信託基金
活動内容
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