(1997、1999年度助成)
当発掘調査地区は、古代學研究所が1993年より調査を実施してきた場所である。主要な検出遺構は防御施設としての塔で、溶岩の割栗石を天然モルタルで止め「乱石積み技法」(Opsu incertum)を工法とする前1世紀前半の建造と推測される。
1997年度:塔の北壁と南壁の修復を行い、崩落の危険がないように壁体を強化した。
1999年度:残された東・西壁および塔に隣接する控壁構築部分を対象に保存修復を行う。いずれも石材は出来るだけ現状と同一の物を用い、特別に開発された強化セメントで補修する。
イタリア・ポンペイ遺跡の日本国調査団調査地区における修復・保存
- 事業名称
- イタリア・ポンペイ遺跡の日本国調査団調査地区における修復・保存
- 実施地域・国
- イタリア
- 対象とする文化遺産の名称
- ポンペイ遺跡
- 地域
- 欧州
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 古代學協會古代學研究所
- 期間
- 1997年 ~ 1999年
- 協力の種類・事業区分
- 資金提供、 保存修復
- 資金源
- 民間財団