アフガニスタン文化財保存・修復協力

事業名称
アフガニスタン文化財保存・修復協力
実施地域・国
アフガニスタン
対象とする文化遺産の名称
バーミヤーン遺跡
地域
中東
事業実施機関
文化庁
期間
2002年 ~ 2003年
協力の種類・事業区分
意識啓発・普及活動、 その他
資金源
独立行政法人(JICA除く)

活動内容

アフガニスタンなどにおける文化財保存修復に関する国際的な協力を行うため,文化庁では,平成14年9月から,「アフガニスタン等文化財国際協力会議」を開催してきました。会議では,アフガニスタンへ調査団を派遣した結果などを基に,15年8月に具体的な協力分野を提言する報告書をまとめました。

【東京文化財研究所の協力】
(1)アフガニスタン文化財保存修復協力事業(2002年度)
アフガニスタンの文化財保存修復について、可及的速やかに計画的、継続的かつ組織的な支援を展開していくため、文化財専門家等からなる調査団を派遣し、今後の具体的な協力について検討を行う。
上記の目的を達成するため、東京文化財研究所では、平成14年度中にカーブルに2回の調査団を派遣した。第1回の調査団は、独立行政法人文化財研究所理事長(渡邊東京文化財研究所長)を団長とし、文化庁が派遣する最初の調査団として、文化財の各分野について被害状況に関する基礎調査を行った。第2回は、第1回調査団の調査結果に基づき対象をカーブル国立博物館に絞って調査を行った。

(2)アフガニスタン文化財保存修復のための緊急協力事業(2003年度)
紛争後にあるアフガニスタンの文化財の調査研究を行うとともに、関係する技術移転を図り、当該国における専門家の人材育成を緊急に行う。
・アフガニスタン文化遺産の保存修復に関する協力事業のための調査と覚書の締結
・「アフガニスタンの修復専門家に対する考古資料の修復技術研修(第 1 回土製考古資料の保存修復)」
・バーミヤーン遺跡地下探査事業

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