本プロジェクトは、インドネシア共和国アチェ州のイスラーム寄宿塾であるタノ・アベ宗教塾に所蔵されている写本について、インドネシア人専門家の協力を得て文献学的・書誌学的調査をおこない、目録の作成を行う。期間は3年間を想定しており、最初の2年間に2回の現地調査をおこない、3年めに目録の編集と刊行を行う予定である。19世紀後半に創設されたタノ・アベ寄宿塾はアチェのイスラーム寄宿塾の中でももっとも伝統のある寄宿塾であり、公称800点という所蔵写本はイスラーム関係の写本コレクションとして質量ともにインドネシア屈指である。しかしながら、所蔵写本の実態はほとんど外部に明らかにされておらず、十分に活用されないまま散逸・消失する懸念を残している。本プロジェクトは、インドネシアの専門家の協力を得て、タノ・アベ所蔵写本の全貌を明らかにすることによって、インドネシア内外のイスラーム研究に貢献するとともに、文献学・書誌学的技能を身につけた専門家の育成に資するものである。
タノ・アベ宗教塾(インドネシア・アチェ)所蔵写本の調査ならびにカタログ化
- 事業名称
- タノ・アベ宗教塾(インドネシア・アチェ)所蔵写本の調査ならびにカタログ化
- 実施地域・国
- インドネシア
- 地域
- アジア
- 文化遺産の分類
- 考古遺物・美術品・歴史資料
- 事業実施機関
- 東京外国語大学外国語学部
- 期間
- 2006年 ~ 継続中
- 協力の種類・事業区分
- 人材育成、 資金提供、 学術調査・研究
- 資金源
- 民間財団