王家の谷は、紀元前16世紀に始まった新王国時代の王達が、それまでのピラミッド形式の王墓をやめ、当時のエジプト最大都市として発展したテーベ(現在のルクソール)の谷一帯の岩壁に穴を掘って作った多くの岩窟墓所により構成される。その中にはツタンカーメンの墓も含まれており、年間約200万人に上る観光客が訪れるエジプトの中でも最も人気のある観光地の一つである。しかしながら、広い地域に墳墓が点在する王家の谷には、来訪者に対する情報提供施設がなく、来訪者が遺跡全体についての知識を得ることが困難となっている。また、王墓内ではガイドの解説を行うことが禁止されており、王墓付近には情報提供のための場がないことから、王墓の修復状況や王墓内での注意事項に関する情報を十分に提供できていない。従って、その結果として見学者が触れることによって王墓内の壁画の劣化が進行している。
こうした状況の下、エジプト政府は、ビジターセンター建設並びに必要機材の購入のために必要な資金につきわが国政府に対し文化遺産無償資金協力を要請してきたものである。
王家の谷周辺地区整備計画
- 事業名称
- 王家の谷周辺地区整備計画
- 実施地域・国
- エジプト
- 対象とする文化遺産の名称
- 王家の谷
- 地域
- 中東
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡
- 事業実施機関
- 国際協力機構(JICA)
- 期間
- 2004年 ~ 2004年
- 協力の種類・事業区分
- 施設整備、 機材供与
- 資金源
- 一般文化無償資金協力
活動内容
地図
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