ダルヴェルジン・テパ遺跡(ウズベキスタン)出土 王族塑像の修復(のための事前調査)

事業名称
ダルヴェルジン・テパ遺跡(ウズベキスタン)出土 王族塑像の修復(のための事前調査)
実施地域・国
ウズベキスタン
地域
アジア
文化遺産の分類
考古遺物・美術品・歴史資料
事業実施機関
住友財団,創価大学シルクロード研究センター
期間
2007年 ~ 2008年
協力の種類・事業区分
資金提供、 保存修復
資金源
民間財団

活動内容

2007年度:2006年~2007年、創価大学シルクロード研究センター(センター長:本助成対象者)とウズベキスタン芸術学研究所が、ダルヴェルジン・テパ遺跡の第二仏教寺院址において発掘調査し、出土した塑像一体が本事業の対象である。これは彩色の塑像顔面を中心に、足、胴、手など12余の断片よりなり、頭部の三角帽子や脚部の連珠文様などから、クシャノ・ササーン(3-4世紀)時代の王族の塑像と考えられる。本事前調査では、現在の塑像の保存状況を確認調査し、強化や剥落止めに適した樹脂選択を行うための実験を行う計画である。
2008年度:かつての日ウ共同調査を2006~2007年の調査団(団長小山満)に引継ぎ、ダルヴェルジンテパ第二仏教寺院址で2006年に発見されたのがこの赤い三角帽子の頭部像で、両掌に収まるほどの小さな像である。すでに第一寺院址でこれより大きい王侯像が発見され、クシャーン王族と解されている。今回の場合もこの系統を引く人物像として、遺物の炭素年代測定では3~4世紀の可能性が高い。修復は、表面に対して強化処理や剥落止めを行い、中の土や漆喰層の強化および彩色の剥落を止め、博物館での保存管理および展示に活用できる状態にすることを目的としている。

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