植民都市の形成と土着化に関する比較研究

事業名称
植民都市の形成と土着化に関する比較研究
実施地域・国
複数国/地域横断
地域
複数地域・国などにまたがるもの / 特定の遺産によらないもの・遺産位置の特定ができないもの
文化遺産の分類
都市・町並み
事業実施機関
京都大学大学院工学研究科
期間
1997年 ~ 1999年
協力の種類・事業区分
学術調査・研究
資金源
科研費

活動内容

本年度は、主に昨年度の予備調査で選定した地区についての追加調査・分析を行い、植民都市の構造を明らかにした。現地調査に基づき,選定した都市のゾーニング図、街区構成、建築類型、典型的住居の平面・立面等の図面の作成し、データ整理を行った。また、引き続き資料収集も行い、植民都市研究の包括的な文献リストを作成した。
インドでは、ニューデリーに関する追加調査を行うと同時に、マドラス、チェンナイの調査も行いインド植民都市の比較研究を進め、都市の特徴を明らかにした。

南アフリカでは、植民地支配からアパルトヘイトに至るまでの特異な都市空間形成を非白人居住区に焦点をあてて明らかにした。昨年度の予備調査に続き、主にマレー人居住区ポーカープ(ケープタウン)、インド人居住区ローディアム(プレトリア)を対象地区として調査・分析を行った。
オーストラリアでは、キャンベラでの調査を続けるとともに、昨年度の資料収集・予備調査の過程で浮かんできた田園都市計画運動の世界的展開についてアデレードを調査対象地区として選定し、パインランズ(南アフリカ)との比較研究を行った。宗主国から植民都市への田園都市計画理念の移入、実益についての比較研究を通じて、各都市の特性を明らかにした。また、田園都市計画の伝搬にともなう都市計画家の活動についても明らかにした。
本研究では、イギリス植民都市を研究の中心としたが、比較研究のため、昨年度のオランダ植民都市に続き、本年度はスペイン植民都市(ヴィガン、フィリピン)も視野に入れ、資料収集・現地調査を行った。
以上の調査・分析に基づき植民都市の形成と土着化に関する総括を行った。

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