アクランド美術館は、1958年にノースキャロライナ大学チャペルヒル校に設立され、時代及び地域ともに幅広く15,000点以上の美術品を所蔵し、特にアジアの作品に強みがあると言われている。
①「春日宮曼荼羅図」は、13~14世紀頃の掛軸。作者は不詳。
②「山水図」は、16世紀の雪村周継作の掛軸。
いずれも同美術館が所蔵する日本関連の一級品の中の一つ。
これら2点は、ともに傷みがひどく、使用に耐えられない状態である為、修復が急がれる。修復は、米国ワシントンD.C.にて行われる。
ノースキャロライナ大学アクランド美術館(米国)所蔵「春日宮曼荼羅図」、「山水図」の修復
- 事業名称
- ノースキャロライナ大学アクランド美術館(米国)所蔵「春日宮曼荼羅図」、「山水図」の修復
- 実施地域・国
- アメリカ合衆国
- 対象とする文化遺産の名称
- ノースキャロライナ大学アクランド美術館
- 地域
- 北米
- 事業実施機関
- ノースキャロライナ大学アクランド美術館
- 期間
- 2009年 ~ 2009年
- 協力の種類・事業区分
- 保存修復
- 資金源
- 民間財団