【目的】
西アジア諸国、とくに紛争後にあるアフガニスタンやイラクの文化遺産の調査研究を行うとともに、文化遺産の保存・修復を支援し、関係する技術の移転を図り、当該国における専門家育成を行う。また、あわせて周辺地域の文化財調査研究を実施し、西アジア諸国等における文化財の保存協力事業に役立てる。
【成果】
2005年度以前:
1.アフガニスタン(バーミヤーン):アフガニスタン文化財専門家研修事業の実施、バーミヤーン遺跡仏教壁画、周辺地域の壁画、年代測定、専門家グループ会議の開催、流出文化財保護日本委員会保管の「バーミヤーン遺跡仏教壁画片」の顔料分析の実施
2.イラク:イラク文化財専門家研修事業の実施
2006年度:
1.アフガニスタン(バーミヤーン):アフガニスタン専門家研修事業/バーミヤーン遺跡の考古学的調査/バーミヤーン遺跡の考古学的調査/バーミヤーン遺跡の建造物調査/バーミヤーン仏教壁画の保存/「バーミヤーン遺跡保存に関する第5回専門家作業グループ国際会議」への参加/『アフガニスタン文化遺産調査資料集』の出版/バーミヤーン仏教壁画の年代測定
2.イラク:イラク文化財専門家研修事業
西アジア諸国文化遺産保存修復協力事業
- 事業名称
- 西アジア諸国文化遺産保存修復協力事業
- 実施地域・国
- 複数国/地域横断
- 地域
- 中東
- 文化遺産の分類
- 考古遺跡、 その他(博物館)
- 事業実施機関
- 東京文化財研究所
- 期間
- 2003年 ~ 2006年
- 協力の種類・事業区分
- 意識啓発・普及活動、 人材育成、 保存修復、 学術調査・研究
- 資金源
- 独立行政法人(JICA除く)