曾我蕭白(1730~81)は江戸時代の絵画史において異彩を放つ、奇矯で幻想的な表出を特色とする画家である。ボストン美術館の蕭白コレクションは100点を超える大規模なものだが、この中から2隻の屏風を修復する。
「芭蕉鶏図」屏風は1770年代、蕭白が40歳代の作品で、30歳代の作品に比べやや平面的だが、筆致は激しく鋭角的である。絵の表にも裏にもしみが出ている。
「朝比奈首曳図」屏風は1763~64年、蕭白が33~34歳頃の、力強くユーモアの溢れる作品。ひび割れのようなものが多数出ている。
ボストン美術館(アメリカ)所蔵 曾我蕭白筆「芭蕉鶏図」及び「朝比奈首曳図」の修理
- 事業名称
- ボストン美術館(アメリカ)所蔵 曾我蕭白筆「芭蕉鶏図」及び「朝比奈首曳図」の修理
- 実施地域・国
- アメリカ合衆国
- 対象とする文化遺産の名称
- ボストン美術館
- 地域
- 北米
- 事業実施機関
- ボストン美術館
- 期間
- 2006年 ~ 2006年
- 協力の種類・事業区分
- 資金提供、 保存修復
- 資金源
- 民間財団