中部エジプトのザーウィヤト・スルターン地区に広がる石灰岩の石切り場に残る未完成巨像の調査研究を実施した。考察の結果として、掘削手順に関しては、「多人数の労働者を効率的に導入し、作業を円滑に進めるための周到な施工計画が練られていたこと」、地下で発見されたデモティック文字とギリシア文字に関しては、「文字は幅×奥行き×高さという3つの数字の組み合わせで、約53.7cmという単位長により、赤線で囲まれた範囲の掘削量を計算して労働管理を行っていること」を明らかにした。
古代エジプトにおける巨像の切り出し方法と労働体制に関する建築学的研究
- 事業名称
- 古代エジプトにおける巨像の切り出し方法と労働体制に関する建築学的研究
- 実施地域・国
- エジプト
- 地域
- 中東
- 事業実施機関
- サイバー大学
- 期間
- 2006年 ~ 2008年
- 協力の種類・事業区分
- 学術調査・研究
- 資金源
- 科研費