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シンポジウム「観光は文化遺産を救えるか:国際協力の新たな展開」を開催しました

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2009年12月13日(日)に東京国立博物館 平成館大講堂にて、一般の方々を対象とした文化遺産国際協力コンソーシアム主催シンポジウム「観光は文化遺産を救えるか:国際協力の新たな展開」を開催しました。
開会に先立ち、12月2日に逝去された文化遺産国際協力コンソーシアム会長の平山郁夫先生への黙とうを行いました。
基調講演にはユネスコ文化遺産センターのフェン・ジン氏をお招きし、世界遺産保護と観光開発の両立を目指すためにどのように取り組むべきかを、特に中国の事例をもとにご講演いただきました。
続いて、九州大学教授の西山徳明先生から文化遺産マネージメントとツーリズムの中でのリビングヘリテージという視点の重要性についてご報告をいただきました。
国立民族学博物館教授の関雄二先生からは地元の人々の力で文化遺産の保護・開発を進めたペルー神殿遺跡のケースについてご報告いただきました。
第二部では「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターでもあるモデルの浜島直子さんに、ご自身が撮影で訪れた国々での経験談のご紹介と訪れる側の立場からみた観光と文化遺産についてお話しいただきました。
次に国際協力機構から、文化遺産と観光分野への支援について概念と、特にヨルダンの事例に焦点を当てて実際の事業をご紹介いただきました。すべての講演後に、西山徳明先生と浜島直子さんの司会進行で総合討議を行いました。
会場の皆様から多くのご質問をいただいたのに、時間の都合上で討議時間が短くなってしまったことをお詫び申し上げます。
 
*プログラムや開催概要はこちらをご覧ください*
また、シンポジウム会場横のロビーでは、文化遺産国際協力の事例紹介に関するパネル展示を行いました。

ご参加くださいました皆様、そして開催にご協力ご尽力くださいました関係者の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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