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平成27年度総会及び第18回研究会「文化遺産保護の国際動向」を開催しました(2016.03.17)

名称未設定 62016年3月3日(木)、東京文化財研究所セミナー室にて、平成27年度総会及び第18回研究会「文化遺産保護の国際動向」を開催しました。

総会では、文化遺産国際協力コンソーシアム(以下、コンソーシアム)の平成27年度事業報告及び平成28年度事業計画について、コンソーシアムの中野照男事務局長より報告を行いました。

続いて開催した第18回研究会「文化遺産保護の国際動向」は第1部を「文化遺産国際協力の展望―コンソーシアム設立10周年にむけて―」と題し、我が国の文化遺産国際協力の課題や展望を再考する機会とし、第2部を「日本による国際貢献の最前線」と題し、昨年日本の団体が主導した2つの大きな国際会議を取り上げました。

第1部では、基調講演に文化庁の青柳正規長官をお迎えし、2016年6月にコンソーシアム設立10周年を迎えるにあたり、我が国の文化遺産国際協力をめぐる現状や課題について有形・無形文化遺産のさまざまな事例を参照しながら、長官が専門とするイタリアでの調査研究の経験も交え見解を示されました。後半ではコンソーシアムを代表して関雄二副会長(国立民族学博物館・教授)より、コンソーシアムのこれまでのあゆみや10年間の活動を通して見えてきた課題、ならびに自身のペルーにおける住民参加型のプロジェクトでの経験について講演がありました。国際協力に、現地の人々の社会生活向上と結びついた活動が必要である点を両名がともに指摘したことは、極めて示唆的でした。

第2部では、日本イコモス国内委員会と日本西アジア考古学会の活動を取り上げました。日本イコモス国内委員会に関しては副委員長の苅谷優雅氏より、2015年10月に福岡で開催された国際イコモス年次総会や同委員会による国内での最近の活動についてご紹介いただきました。後半は日本西アジア考古学会会長の西藤清秀氏より、2015年12月にレバノンのベイルートで開催し、シリアを含む15カ国の研究者が参加したシリア考古学文化遺産国際会議について、開催に至るまでの経緯やシリアでの調査ができない中で実施している支援活動について報告をいただきました。

今回は約120名の方に参加いただきました。コンソーシアムでは例年、同様のテーマで研究会を開催し、参加者の皆様には情報共有並びに意見交換の場として活用いただいております。今後も、研究会等を通じた情報共有に取り組んでいきたいと考えております。

※プログラムや開催概要はこちらをご覧ください。

研究会開催に関しましてご協力下さいました関係者の方々、並びにご参加下さいました皆様に深く御礼申し上げます。

【写真説明】(上から)

1:総会の様子
2:青柳 正規 文化庁 長官
3:関 雄二 文化遺産国際協力コンソーシアム 副会長/国立民族学博物館民族社会研究部 教授
4:苅谷 勇雅 日本イコモス国内委員会 副委員長
5:西藤 清秀 日本西アジア考古学会 会長/奈良県立橿原考古学研究所技術アドバイザー
6:講演の様子

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