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国際シンポジウム「文化遺産保護は平和の礎(いしずえ)をつくる」を開催しました

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2010年5月25日(火)に国連大学ウ・タント国際会議場にて、一般の方々を対象に前会長 平山郁夫先生の足跡を辿る国際シンポジウム「文化遺産保護は平和の礎(いしずえ)をつくる」を開催しました。

開会挨拶には先立ち、昨年12月12日に放送された「NHKアーカイブス シルクロード・祈りの旅人 平山郁夫」を再編集したもの(約10分)を上映しました。

主催者である文化庁、外務省、当コンソーシアムからの開会挨拶に続き、ICCROM代表や各財団代表からお寄せいただいたメッセージを披露しました。

第一部「文化遺産と平和への祈り―平山郁夫の足跡―」では、平山郁夫先生とゆかりの深い3名にご講演いただきました。

まず、フランス国立ギメ東洋美術館館長のジャック・ジエス氏から平山先生との最初の出会いや、ギメ美術館改修に対する平山先生の協力についてご報告をいただきました。

中国敦煌研究院院長の樊錦詩氏からは敦煌研究院に対する平山先生のご貢献についてご報告いただきました。

東京藝術大学学長の宮田亮平先生からは平山先生の藝大時代のエピソードなどをユーモラスにご報告いただきました。

第二部ではパネルディスカッション 「文化遺産保護と平和構築」を行いました。

司会に青木繁夫先生(サイバー大学教授)、パネリストに石澤良昭先生 (上智大学学長)、前田耕作先生 (和光大学名誉教授)、星野俊也先生 (大阪大学大学院教授)、大石芳野先生 (写真家・日本大学芸術学部客員教授)をお迎えし、スライド上映を交えながら意見交換していただきました。

*プログラムや開催概要はこちらをご覧ください*
*シンポジウムの報告書はこちらよりダウンロード頂けます*

ご参加くださいました皆様、そして開催にご協力ご尽力くださいました関係者の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

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